今回は21スティーズA TW HLC使用してきたので、ソルトアングラー目線でのインプレッションをしていきたいと思います。
大まかな特徴としてスティーズHLCは重さのあるルアーを遠投することに優れたリールになります。またフルアルミボディにATDなど、ソルトアングラーにはうれしい機能が盛りだくさんとなっています。ボディの形状などは、17スティーズ A TWと変わりませんが細かなところに新技術が使われています。
21スティーズA TW HLCの実釣インプレ
まずは、私が実際に使用しているタックルです。
ロッド:ダイワ ラテオR 93MB
リール:スティーズA TW HLC
ライン:山豊テグス PEレジンシェラー2号150 フロロリーダー20lb
初めて使用した率直な感想は”めちゃピーキー(笑)”でした。ブレーキMAXにしていたので油断してPEラインを湿らせる為に、軽くキャストしたらすぐにバックラッシュしてしましました。
正直近距離キャストに関しては、マグネットブレーキがMAXの20でも0でも全く変わりません。今回のブレーキの構造上近距離のふんわりキャストでは、ブレーキが全く作動していないからです。
しかし振りかぶってのキャストがきまった時は、とても気持ちよく飛んでいきます。それでもピーキーで慣れるまで時間がかかりました(^▽^;)
そこで、スティーズA TW HLCの良さを活かしながらピーキーさを緩和する方法をお伝えいたします。
スティーズA TW HLCをキャストしやすくする方法
それは・・・『メカニカルブレーキで調整することです』
まず、購入時からメカニカルブレーキをいじっていないのであれば、ダイワさん推奨のゼロポジションになっています。もしいじってしまったのであれば、メカニカルブレーキを徐々に締めてスプールがかたつかない位置で止めます。そこでスティーズのメカニカルブレーキには溝がついています。その溝のわかりやすい所に、しるしをつけます。
この状態をゼロとします。そこから約45度締めます。
メカニカルブレーキ少し締めこむだけで、かなりキャストしやすくなります。この45度基準になります。ここからさらに、ナイトゲームや、軽量ルアーのキャストはさらに15~45度ほど締めこみます。
このメカニカルブレーキの調整はマグネットブレーキが抜けたときにスプールが過剰に回らなくする為の調整になります。なのでリリース直後のスプールの高回転時の調整は、本来のマグネットブレーキでの調整になります。
タックルとルアー
スティーズHLCに合わせるロッドでおすすめは【先の無いよく曲がるMクラスのロッドです】
例えばバスロッドの価格の高いクラスのロッドになってくると、ロッドの先端の方から曲がるロッドになる事が多くなります。
ではなくロットのベリーから曲がるようなロッドで硬さはⅯクラスのロッドがスティーズHLCとはマッチしていると思います。
ベリーから曲がるロッドの、その曲がりの反発力を利用して遠投をしているからです。それにティップだけ曲がるロッドや極端に硬すぎるロッドはスプールのリリースタイミングが極端に少なく、バックラッシュしやすくなります。
また快適なルアーウェイトは12g~20gが快適に気持ちよく飛ばせるウェイトになります。
上限はロッド次第である程度投げられますが、下限は空気抵抗の少ない小型バイブレーションやミノーの8gが限界です。
おすすめのソルトゲーム
おすすめのソルトゲームは”シーバスゲーム”と”サーフゲーム”です。
どちらの釣りも遠投が必須になってくるからです。シーバスゲームに関してはスティーズHLCのATDドラグもとてもいい仕事をしてくれます。
さらにスティーズHLCは自重190gと軽いので細かい操作もしやすいので、ミノーのジャーキングもとてもやりやすいです。
21スティーズ A TW HLC の感想
ピーキーで慣れるまでライントラブルや高切れに悩むかもしれませんが、使い込んでキャストが決まった時は、めっちゃ気持ちいいリールなので諦めずに少し使い込んでみてください。
後悔ない最高の相棒になってきますのでm(_ _”m)
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